故能爾耳。阿難白佛。我不疑此法。但爲將來衆生 欲除其疑惑 故問斯義。
佛告阿難。無量壽佛 威神光明、最尊第一、諸佛光明 所不能及。或有佛光照百佛世界。或千佛世界。取要言之、乃照東方 恆沙佛刹。南西北方 四維上下、亦復如是。或有佛光 照于七尺。或照一由旬 二三四五由旬。如是轉倍、乃至照一佛刹土。是故無量壽佛、號無量光佛 無邊光佛 無礙光佛 無對光佛 焰王光佛 清淨光佛 歡喜光佛 智慧光佛 不斷光佛 難思光佛 無稱光佛 超日月光佛。其有衆生、遇斯光者、三垢消滅、身意柔輭、歡喜踊躍、

また不可思議なり。そのもろもろの衆生、功徳善力をもって行業の地に住す。かるがゆえによく爾るまくのみ」と。阿難、仏に白さく、「我この法を疑わず。但将来の衆生の、その疑惑を除かんと欲うがためのゆえに、この義を問たてまつる」と。
 37仏、阿難に告げたまわく、「無量寿仏の威神光明、最尊第一にして、諸仏の光明及ぶこと能わざるところなり。38あるいは仏の光の百仏世界を照らすあり。あるいは千仏世界なり。要を取りてこれを言わば、すなわち東方恒沙の仏刹を照らす。南西北方・四維・上下も、またまたかくのごとし。あるいは仏の光の七尺を照らすあり。あるいは一由旬・二・三・四・五由旬を照らす。かくのごとく転た倍して、乃至、一仏刹土を照らす。39このゆえに無量寿仏を、無量光仏・無辺光仏・無碍光仏・無対光仏・焰王光仏・清浄光仏・歓喜光仏・智慧光仏・不断光仏・難思光仏・無称光仏・超日月光仏と号す。それ衆生ありて、この光に遇えば、三垢消滅し、身意柔軟にして、歓喜踊躍し善心を焉に生ず。もし三塗・勤苦の処にありてこの光明を見たてまつれば、みな休息することを得て、