不聞惡聲、不見惡人。今向世尊、五體投地、求哀懺悔。唯願佛日、教我觀於清淨業處。爾時世尊、放眉間光。其光金色、徧照十方 無量世界、還住佛頂、化爲金臺。如須彌山。十方諸佛 淨妙國土、皆於中現。或有國土、七寶合成。復有國土、純是蓮華。復有國土、如自在天宮。復有國土、如玻瓈鏡。十方國土、皆於中現。有如是等 無量諸佛國土。嚴顯可觀。令韋提希見。時韋提希、白佛言世尊、是諸佛土、雖復清淨、皆有光明、我今樂生 極樂世界 阿彌陀佛所。唯願世尊、教我思惟、教我正受。
爾時世尊、即便微笑、有五色光、從佛口出。一一光照 頻婆娑羅王頂。爾時大王、

悪声を聞かじ、悪人を見じ。いま世尊に向かいて、五体を地に投じて、求哀し懺悔す。唯、願わくは仏日、我に清浄の業処を観ぜしむることを教えたまえ」と。その時に世尊、眉間の光を放ちたまう。その光金色なり、遍く十方無量の世界を照らして、還りて仏の頂に住して、化して金台と為りぬ。須弥山のごとし。十方諸仏の浄妙の国土、みな中において現ず。あるいは国土あり、七宝合成せり。また国土あり、もっぱらこれ蓮華なり。また国土あり、自在天宮のごとし。また国土あり、玻瓈鏡のごとし。十方の国土、みな中において現ず。かくのごときらの無量の諸仏の国土あり。厳顕にして観つべし。韋提希をして見せしめたまう。時に韋提希、仏に白して言さく、「世尊、このもろもろの仏土、また清浄にしてみな光明ありといえども、我いま極楽世界の阿弥陀仏の所に生まれんと楽う。唯、願わくは世尊、我に思惟を教えたまえ、我に正受を教えたまえ。」
 7その時に世尊、すなわち微笑したまうに、五色の光ありて仏の口より出ず。一一の光、頻婆娑羅の頂を照らしたまう。その時に大王、