何等をか名づけて五念門とすると。礼と讃と作願と観察と回となり。
いかんが礼拝する、身業に礼したまいき。阿弥陀仏正遍知、
もろもろの群生を善巧方便して、安楽国に生ぜん意をなさしめたまうがゆえなり。
すなわちこれを第一門に入ると名づく、またこれを名づけて近門に入るとす。
いかんが讃嘆する、口業をして讃じたまいき。名義に随順して仏名を称せしむ。
如来の光明智相に依って、実のごとく修し相応せしめんと欲すがゆえに。
すなわちこれ無碍光如来の、摂取・選択の本願なるがゆえに。
これを名づけて第二門に入るとす。すなわち大会衆の数に入ることを獲るなり。
いかんが作願する、心に常に願じたまいき。一心に専念して彼に生まれんと願ぜしむ。
蓮華蔵世界に入ることを得。実のごとく奢摩他を修せしめんと欲すなり。
これを名づけて第三門に入るとす。またこれを名づけて宅門に入るとす。
いかんが観察する、智慧をして観じたまいき。正念に彼を観ぜ