南無して心を至し帰命して西方の阿彌陀佛を禮したてまつる。
解脱の光輪限齊無し 故に佛を又無邊光と号す 光觸を蒙る者有無を離る 是の故に平等覺を稽首したてまつる
願はくは諸の衆生と共に安樂國に往生せん。

南無して心を至し帰命して西方の阿彌陀佛を禮したてまつる。
光雲無礙にして虚空の如し 故に佛を又無礙光と号す 一切の有礙光澤を蒙る 是の故に難思議を頂禮したてまつる
願はくは諸の衆生と共に安樂國に往生せん。

南無して心を至し帰命して西方の阿彌陀佛を禮したてまつる。
淸淨の光明對ぶもの有ること無し 故に佛を又無對光と号す 斯の光に遇ふ者は業繋除こる 是の故に畢竟依を稽首したてまつる
願はくは諸の衆生と共に安樂國に往生せん。

南無して心を至し帰命して西方の阿彌陀佛を禮したてまつる。
佛光照曜して最第一なり 故に佛を又光炎王と号す 三塗の黑闇光啓を蒙る 是の故に大應供を頂禮したてまつる
願はくは諸の衆生と共に安樂國に往生せん。

南無して心を至し帰命して西方の阿彌陀佛を禮したてまつる。
道光明朗にして色超絶したまへり 故に佛を又淸淨光と号す 一びも光照を蒙るものは罪垢除こり 皆解脱を得故に頂禮したてまつる