日想 水想 地想 宝樹想 宝池 宝楼 華座 像想 真観 観音 勢至 普観 雑観
また正の散行について、四種あり。
読誦 礼拝 讃嘆 供養
上よりこのかた定散六種兼行するがゆえに雑修と曰う、これを助業と名づく、名づけて方便仮門となす、また浄土の要門と名づくるなり、知るべし、と。
また雑の観仏について、二種あり。
また真仮あり。
一には無相離念、二には立相住心なり。
また雑の散行について、三福あり。
一には「孝養父母・奉事師長・慈心不殺・修十善業なり。」
二には「受持三帰・具足衆戒・不犯威儀なり。」
三には「発菩提心・深信因果・読誦大乗・勧進行者なり」と。