二所求とは、
上の文のごとし。
二所愛とは、
上の文のごとし。
二欲学とは、
一には「行者当に知るべし、もし解を学ばんと欲わば凡より聖に至るまで乃至仏果まで一切碍なくみな学ぶことを得んとなり。」
二には「もし行を学ばんと欲わば必ず有縁の法に藉れ」となり。
乃至
二必とは、
上の文のごとし。
この深信の中について、二回向というは、
自利
一「常にこの想を作せ、常にこの解を作すゆえに回向発願心と名づく。」
利他他力之回向
二「また回向と言うはかの国に生まれ已りて還って大悲を起こして生死に回入して衆生を教化するを、また回向と名づくるなり。」
二河の中について、