彌勒菩薩、白佛言世尊、於此世界、有幾所不退菩薩、生彼佛國。佛告彌勒。於此世界、有六十七億 不退菩薩、往生彼國。一一菩薩、已曾供養 無數諸佛。次如彌勒者也。諸小行菩薩、及修習少功德者、不可稱計、皆當往生。佛告彌勒。不但我刹 諸菩薩等、往生彼國。他方佛土、亦復如是。其第一佛、名曰遠照。彼有百八十億菩薩。皆當往生。其第二佛、名曰寶藏。彼有九十億菩薩。皆當往生。其第三佛、名曰無量音。彼有二百二十億菩薩。皆當往生。其第四佛、名曰甘露味。彼有二百五十億菩薩。皆當往生。其第五佛、名曰龍勝。復有十四億菩薩。皆當往生。

 123弥勒菩薩、仏に白して言さく、「世尊、この世界にして幾所の不退の菩薩ありてか、かの仏国に生ぜん」と。124仏、弥勒に告げたまわく、「この世界において六十七億の不退の菩薩ありて、かの国に往生せん。一一の菩薩、すでに曾て無数の諸仏を供養せるなり。次いで弥勒のごときの者なり。もろもろの小行の菩薩、および少功徳を修習せん者、称計すべからざる、みな当に往生すべし。」125仏、弥勒に告げたまわく、「但し我が刹のもろもろの菩薩等の、かの国に往生するのみにあらず。他方の仏土もまたまたかくのごとし。その第一の仏を名づけて遠照と曰う。彼に百八十億の菩薩あり。みな当に往生すべし。その第二の仏を名づけて宝蔵と曰う。彼に九十億の菩薩あり。みな当に往生すべし。その第三の仏を名づけて無量音と曰う。彼に二百二十億の菩薩あり。みな当に往生すべし。その第四の仏を名づけて甘露味と曰う。彼に二百五十億の菩薩あり。みな当に往生すべし。その第五の仏を名づけて龍勝と曰う。彼に十四億の菩薩あり。みな当に往生すべし。