

『潅頂経』に言わく、三十六部の神王、万億恒沙の鬼神を眷属として、相を陰し番に代わりて、三帰を受くる者を護る、と。已上

『地蔵十輪経』に言わく、つぶさに正しく帰依して、一切妄執吉凶を遠離せんものは、終に邪神外道に帰依せざれ、と。

また言わく、あるいは種種に、もしは少もしは多、吉凶の相を執して、鬼神を祭りて、乃至 極重大罪悪業を生じ、無間罪に近づく。かくのごときの人、もし未だかくのごときの大罪悪業を懺悔し除滅せずは、出家しておよび具戒を受けしめざらんも、もしは出家してあるいは具戒を受けしめんも、すなわち罪を得ん、と。已上

『集一切福徳三昧経』の中に言わく、余乗に向かわざれ、余天を礼せざれ、と。已上