則ち皆前に在りて、持用して諸佛を供養し、悉く遍くし已りて後、日未だ中ならず、則ち我が國に還らん。爾らずば、我作佛せず。
二十三に、我作佛せん時、我が國の諸の菩薩、飯せんと欲する時は、則ち七寶の鉢の中に、自然百味の飮食を生じて前に在り、食し已らば鉢皆自然に去らん。爾らずば、我作佛せず。
二十四に、我作佛せん時、我が國の諸の菩薩、經を説き道を行ずること、佛の如くならずば、我作佛せず。。

佛阿難に告げたまはく。無量淸淨の佛、菩薩爲りし時、常に是の二十四願を奉行し、分檀布施して、道禁を犯さず、忍辱・精進・一心・智慧、志願常に勇猛に、經法を毀らず、求索して懈らず、毎に獨り國を棄て王を捐てて、財色を絶ち去り、精明に求願して、適莫する所無く、功を積み徳を累ぬること無央數劫にして、自ら作佛を致し、悉く皆之を得て、其の功を忘れず。佛言はく。無量淸淨佛の光明は、最尊第一にして比無し、諸佛の光明の、皆及ばざる所なり。八方・上下の無央數の諸佛の中に、佛の項中の光明七丈を照らす有り、中に佛の項中の光一里を照らす有り、中に佛の項中の光明五里を照らす有り、中に佛の項中の光明二十里を照らす有り、中に佛の項中の光明四十里を照らす有り、中に佛の項中の光明八十里を照らす有り、中に佛の項中の光明百六十里を照らす有り、中に佛の項中の光明三百二十里を照らす有り、中に佛の項中の光明六百四十里を照らす有り、中に佛の項中の光明千三百里を照らす有り、中に佛の項中の光明二千六百里を照らす有り、中に佛の項中の光明五千二百里を照らす有り、中に佛の項中の光明萬四百里を照らす有り、中に佛の項中の光明二萬一千里を照らす有り、中に佛の項中の光明四萬二千里を照らす有り、中に佛の項中の光明八萬四千里を照らす有り、中に佛の項中の光明十七萬里を照らす有り、中に佛の項中の光明三十五萬里を照らす有り、中に佛の項中の光明七十萬里を照らす有り、中に佛の項中の光明百五十萬里を照らす有り、中に佛の項中の光明三百萬里を照らす有り、中に佛の項中の光明六百萬里を照らす有り、