我を哀愍し覆護して、法種をして增長せしめたまへ、此の世及び後生に、願はくは佛常に攝受したまへ。願はくは諸の衆生と共に安樂國に往生せん。

南無して心を至し歸命して西方極樂世界の觀世音菩薩を禮したてまつる 願はくは諸の衆生と共に安樂國に往生せん

南無して心を至し歸命して西方極樂世界の大勢至菩薩を禮したてまつる 願はくは諸の衆生と共に安樂國に往生せん

南無して心を至し歸命して、西方極樂世界の諸菩薩淸淨大海衆を禮したてまつる 願はくは諸の衆生と共に安樂國に往生せん

普く師僧・父母及び善知識、法界の衆生と、三障を斷除して、同じく阿彌陀佛國に往生することを得んが爲に、歸命し懺悔したてまつる。

至心懺悔

無始に身を受けてより來た 恒に十惡を以て衆生に加ふ 父母に孝せず三寶を謗り 五逆不善業を造作す 是の衆罪の因縁を以ての故に 妄想顛倒して纏縛を生ず 應に無量の生死の苦を受くべし 頂禮し懺悔したてまつる願はくは滅除せしめたまへ
懺悔し已りて、心を至し阿彌陀佛に歸命したてまつる。

至心勸請

諸佛大慈無上尊 恒に空慧を以て三界を照らす 衆生盲冥にして覺知せず 永く生死の大苦海に沒す 羣生を拔きて諸苦を離れしめんが爲に 勸請したてまつる常住して法輪を轉じたまへ
勸請し已りて、心を至し阿彌陀佛に歸命したてまつる。