十方來生 心悦清淨
已到我國 快樂安隱
幸佛信明 是我眞證
發願於彼 力精所欲
十方世尊 智慧無礙
常令此尊 知我心行
假令身止 諸苦毒中
我行精進 忍終不悔
佛告阿難。法藏比丘、説此頌已、而白佛言。唯然世尊、我發無上正覺之心。願佛爲我 廣宣經法。我當修行、攝取佛國、清淨莊嚴 無量妙土。令我於世 速成正覺、拔諸生死 勤苦之本。佛語阿難。時世饒王佛、告法藏比丘。如所修行 莊嚴佛土、汝自當知。比丘白佛。斯義弘深、非我境界。唯願世尊、

十方より来生せんもの、 心悦ばしめて清浄ならん。
すでに我が国に到りて、 快楽安穏ならん。
幸わくは仏、信明したまえ、 これ我が真証なり。
願を発して彼において、 所欲を力精せん。
十方の世尊、 智慧無碍にまします。
常にこの尊をして、 我が心行を知らしめん。
たとい、身をもろもろの苦毒の中に止るとも、
我が行、精進にして 忍びて終に悔いじ。」
 23仏、阿難に告げたまわく、「法蔵比丘、この頌を説き已りて、仏に白して言さく、「唯然り。世尊、我無上正覚の心を発せり。願わくは、仏、我がために広く経法を宣べたまえ。我当に修行して仏国を摂取し、清浄に無量の妙土を荘厳すべし。我世において速やかに正覚を成らしめて、もろもろの生死・勤苦の本を抜かしめん。」」
 仏、阿難に語りたまわく、「時に世饒王仏、法蔵比丘に告げたまわく、「修行せんところのごとく、荘厳の仏土、汝自ら当に知るべし。」