他方異國の第二の佛あり、佛を寶積と名く、其の國に九十億の菩薩有り、皆當に無量淸淨佛の國に往生すべし。他方異國の第三の佛を儒無垢と名く、二百二十億の菩薩有り、皆當に阿彌陀佛の國に往生すべし。他方異國の第四の佛を無極光明と名く、其の國に二百五十億の菩薩有り、皆當に無量淸淨佛の國に往生すべし。他方異國の第五の佛を於世無上と名く、其の國に六百億の菩薩有り、皆當に無量淸淨佛の國に往生すべし。他方異國の第六の佛を勇光と名く、其の國に萬四千の菩薩有り、皆當に無量淸淨佛の國に往生すべし。他方異國の第七の佛を具足交絡と名く、其の國に十四億の菩薩有り、皆當に無量淸淨佛の國に往生すべし。他方異國の第八の佛を雄慧王と名く、其の國に八の菩薩有り、皆當に無量淸淨佛の國に往生すべし。他方異國の第九の佛を多力無過者と名く、其の國に八百一十億の菩薩有り、皆當に無量淸淨佛の國に往生すべし。他方異國の第十の佛を吉良となく、其の國に萬億の菩薩有り、皆當に無量淸淨佛の國に往生すべし。他方異國の第十一の佛を慧辯と名く、其の國萬二千の菩薩有り、皆當に無量淸淨佛の國に往生すべし。他方異國の第十二の佛を無上華と名く、其の國に諸の菩薩有り、無央數にして、復計ふべからず、皆阿惟越致なり。皆智慧勇猛にして、各々無央數の諸佛を供養し、一時を以て倶に心に願じて往生せんと欲すれば、皆當に無量淸淨佛の國に生ずべし。他方異國の第十三の佛を樂大妙音と名く、其の國に七百九十億の菩薩有り、皆當に無量淸淨佛の國に往生すべし。佛言はく。是の諸の菩薩は、皆阿惟越致なり、諸の比丘僧の中、及び小菩薩の輩無央數なり、皆當に無量淸淨佛の國に往生すべし。獨り是の十四佛國の中の諸の菩薩の往生すべきのみにあらず、都て八方・上下の無央數の佛國の諸の菩薩の輩、各各是の如し、皆當に無量淸淨佛の國に往生すべし。其れ無央數なり。都て共に往いて無量淸淨の佛の國に會す、大に衆多にして復計ふべからず。我但八方・上下の無央數の佛の名字を説かんに、晝夜一劫すれども尚未だ竟へず。我但復佛國の諸の比丘僧、衆の菩薩の、當に無量淸淨佛の國に往生すべき人數を説かんに、